2013年8月30日1 分

妄想の世界の中で

伝えるって本当に難しい
 

 
もう設計という生業をを20年も続けてしまっているので、僕の頭の中では全て3Dで空間も構造も納まりも出来上がっていていつでも自由に歩き回れる
 

 
CGの様にグラフィカルなものではなく、自分が小型化して模型に入る様な感覚でもなく、頭の中では1/1スケールの空間があって質感もあって触ったり動かしたり出来るし、実際に出来上がるとほぼその通りに出来ている空間を頭の中でいつでも歩き回る事が出来る
 

 
この歩き回った楽しい妄想の経験をクライアントにも体験させてあげたいのだけど
 

 
どうにかしてなんとかならないものだろうか
 

 
・・・思い出してみると高校時代にも同じ様な事を何時間も悩んだ事がある
 

 
全く頭に入ってこない古文の先生の記憶や知識を自分の頭に移植する方法を編み出す方が真面目に勉強するより早いのではないかと
 

 
授業中、担任である古文の先生を前にそんな事ばかり考えていた事を思い出しました
 

 
まさかその先生が卒業後直木賞作家になるとは夢にも思わず。。。
 

 
何年経っても考える事が成長してない事に改めて今日気付いた