建築に限ったことではないのかもしれませんが、素材の選び方、使い方にはある程度の決まり、というかルールがある様に思います
フェイクてはなく本物を使うこと
これはなんとなくそう感じていた時期にお会いできた九州の建築家である大石先生に教わりました
何かのふりをした別のものはどこまで行ってもフェイクでしかなく、何処かに無理が生じているかたちとなっていることが多いです
塗り壁のふりをしたクロスや、石のふりをしたタイルや、デッキ材のふりをした樹脂材や…
素材としてはチープだとしても、ありのままの形で材料が使われている方が幸せな様に思います
玄関も中途半端なタイルを貼るくらいならモルタルや洗い出しで仕上げた方が純粋で奥行きのある空間となる事が多い事は明らかなのですが、果たして上手く伝える事ができるかどうか… 本物の革と合皮の違いで説明してしまう事もあるのですが、どうもあからさまな誘導尋問のようで…
そこが今の自分の課題です シマトネリコを買いました 沖縄の木なので埼玉での育ち具合を観察しながら大事に育てていこうと思います
なんとなく、自然素材の、と名打って住宅会社のカタログや宣伝が行われている事に、もやっとしたものを感じてしまいます。どうも胡散臭いと。。。